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どのシーンも絵になる映像美 映画『グランド・ブダペスト・ホテル』

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今日は映画『グランド・ブダペスト・ホテル』をAmazon Prime Video で鑑賞。

2014年劇場公開の映画です。

ウェス・アンダーソン監督の独特な世界

映像をひとめ見るだけで誰の映画か、ということがすぐわかるのではないでしょうか。

ウェス・アンダーソン監督作品は、映像が独特です。

どのシーンをとっても絵になる。どのシーンも美しい。色彩豊か。

そんな、絵になるシーンの中で、俳優たちが動き回る。

その俳優陣も超豪華!

有名どころの俳優がまるでチョイ役、みたいなこともあり。

いろんな意味で、豪華で極上でゴージャスな作品です。

あらすじ

ヨーロッパ随一の高級ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」を取り仕切り、伝説のコンシェルジュと呼ばれるグスタヴ・Hは、究極のおもてなしを信条とし、宿泊客のマダムたちの夜のお相手もこなしていた。

ホテルには彼を目当てに多くの客が訪れるが、ある夜、長年懇意にしていたマダムDが何者かに殺害されてしまう。

マダムDの遺産をめぐる騒動に巻き込まれたグスタヴ・Hは、ホテルの威信を守るため、信頼するベルボーイのゼロ・ムスタファを伴い、ヨーロッパを駆けめぐる。

映画.comより引用

まさにピッタリ! レイフ・ファインズのコンシェルジュ

現代から60年代、そして大戦前夜という3つの時代を背景に、物語は繰り広げられます。

主人公の、伝説のコンシェルジュ・グスタヴ・Hを演じるのはレイフ・ファインズ。

たくわえた口ひげと、ホテルマンの衣装がとてもお似合いです。

忙しなく動き、喋る彼は一見冷たそうですが、実はとても情に厚い人。

新入りのベルボーイ、ゼロ(トニー・レヴェロリ)をお供に行動する過程で、固い絆を結んでいきます。

グスタヴの長年の顧客であった伯爵夫人が殺され、彼女の遺言により貴重な絵画がグスタヴに送られることにより、ひと騒動が起こります。

そして、大戦へと突入してゆく時代の流れとともに、彼らの運命も大きく動いていきます。

シリアスなようでコミカル 

ファンタジックな映像をバックに、登場人物たちはよく動きます。

テンポよく物語が進んでいく小気味良さ。

シリアスなようで、コメディであり。コミカルなのに、人間ドラマの深みもあり。

グスタヴが遺産争いに巻き込まれるお話、だけではない時代の背景。

迫ってきている戦争に翻弄される彼らに、心が痛みます。

この時代のヨーロッパの情勢を熟知して鑑賞すると、もっと違った一面を知ることができるのでしょう。

出演者の豪華さがスゴい!

現代で、ホテルのオーナーとなったゼロ・ムスタファから「グランド・ブダペスト・ホテル」の話を聞く、若き作家にジュード・ロウ。

軍の現場責任者にエドワード・ノートン。マダムDにはティルダ・スウィントン。彼女の息子ドミトリーにエイドリアン・ブロディ。

そのほか、ビル・マーレイにレア・セドゥなど、とても豪華な顔ぶれ。

その上で、ウェス・アンダーソン監督の世界観を純粋に楽しむ100分の小旅行、ぜひお楽しみください。

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