毎日お疲れ様です! yolicoです。
今日はAmazon Prime Video にて『ウォンテッド』を鑑賞。
2008年劇場公開の映画です。
あらすじ
平凡な人生を送る青年ウェスリー・ギブソン(ジェームズ・マカヴォイ)は、冴えないオフィスワーカー。
仕事では上司に怒鳴られ、恋人には浮気され、人生に希望を見いだせずにいた。
そんなある日、謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)に命を救われる。
彼女は「あなたの父親は伝説の暗殺者だった」と告げ、ウェスリーを”フラタニティ”という秘密組織に導く。
組織は「運命に選ばれた者」が暗殺対象を決める”運命の糸”という装置に従い、世界の均衡を保つために暗殺を行っていた。
ウェスリーは過酷な訓練を受け、やがて自分の中に隠された驚異的な力と「選ばれし者」としての宿命に目覚めていく。
アクションシーンがかなりカッコいい!
アメコミ作家マーク・ミラーによる同名グラフィックノベルが原作。
ロシア人監督ティムール・ベクマンベトフが、スタイリッシュなアクションシーンを撮っています。
スローモーションや、ダイナミックなカメラワークを駆使して、激しめな映像となってます。
弾道を曲げる”カーブ・ショット”など、独創的なガンアクションが見ものです。
かなり曲がるのを見ると、「もう弾道さえ自由自在な時代がやってきたのか?」と思わされます。
Wikiによると、やはりスナップを効かせた撃ち方をしても、弾丸を曲げるのは無理、だそうですが…
事実はさておき、曲がる弾道や、弾丸を止めるために弾丸で弾丸を止める(何回弾丸を言うのか?)映像は、スローモーションも相まってカッコいいですね。
アンジェリーナ・ジョリーもとてもカッコいい
突然ウェスリーの前に現れた謎の女性フォックスを演じていますが、彼女が見せるアクションがハンパない。
撃ち合いの時の銃の扱い方に、銃の打ち方。敵からウェスリーを守る動き。チラリ?と見えるタトゥー。
カーチェイスでのアクロバティックな身のこなしは必見ですね。
戦っているけどクール、そしてとてもセクシーです。
セリフが少なくても目で圧倒するような存在感。オーラがすごい。
冷たい人のようで、後輩分のウェスリーのことも実は気遣っている。
”フラタニティ”のことを考えて、瞬時に決断を下せる人。
女性ですが「アニキ~!」と呼びたい人物を好演しています。
アクションだけでない、一人の男性の成長物語
これまでの人生を変える決心をして、鍛錬を積んで、目的に向かって進んでいくウェスリー。
冴えない青年から、過酷な鍛錬を積んで一人前の暗殺者になっていくまでを、ジェームズ・マカヴォイがうまく演じています。
もう、目つきが全然違う。肉体も、メンタルも。まさに覚醒していくウェスリー。
自分の人生を変える、と決める。そして、それに必要な行動をしていく。
そんな彼の姿を見ていると、「現状打破、できるかも!?」と思えてきます。
”フラタニティ”のボス、スローン(モーガン・フリーマン)の言っていたことに疑問を感じ始めてから、自ら考えて組織に自分の意思を伝えにいく。
それもかなり吹っ飛んだ行動で。
そして、シビれるラストシーンへと向かっていきます。
ウェスリーの放つセリフ、刺さります。
カッコいいアクションシーンとともに、ウェスリーの成長を目撃する110分の小旅行、ぜひお楽しみください!