毎日お疲れ様です! yolicoです。
Amazon Prime Video で『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』を鑑賞。
2020年1月に劇場公開された映画です。
STORY
フランスの人里離れた村にある洋館。
全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の各国同時出版のため、9カ国の翻訳者が集められた。
外部との接触は一切禁止され、日々原稿を翻訳する。
しかしある夜、出版社社長の元に「冒頭10ページを流出させた。500万ユーロ支払わなければ全ページが流出する」という脅迫メールが届く___。
映画フライヤーより引用
元になるエピソードがあるという驚き
あらゆる情報が、あっという間に広がっていく現代。
拡散すると困ることは、「隔離」「監禁」「情報機器没収」くらいしないと、保護できないんですね。
知りたいことは、何でも知れちゃう時代です。
全世界で大ヒットとなった小説「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズの4作目「インフェルノ」の出版時に、この映画のような体制がとられたそうです。
原稿が違法流出してしまうと、出版社は大打撃ですから必死です。
いたせり尽くせりだけど監禁状態
今作では、「デダリュス」という大ベストセラー小説の完結編の原稿が仕上がり、世界同時出版のため9人の翻訳家たちが、フランスの洋館に集められます。
まるでお城のような外観。室内では食事・お酒は完備、それぞれの寝室は広く、どこにも負けない規模の書物があり、なぜかボーリング場もある。
ホテルのような快適さで過ごせるはずなのに、翻訳者たちは何となく不服そう。
自分の携帯やパソコンを没収され、決まった期間で決められた量の翻訳をこなさなければならない、という不自由さが彼らをどんよりさせています。
ですが、待ち望んだ大ベストセラー小説の続編を、誰よりも早く読める、という事実には喜びを感じている様子。
9人の翻訳者たち... 最初は「誰が誰だか、覚えられるかなあ?」と焦りましたが、別に覚えられなくても大丈夫です 笑
各キャラクターは段々とわかってきますが、最後まで観て「どこの国の人だっけ?」という状況でも面白さ半減、ということはなかったです。
謎が明かされていき、浮かび上がる真実
原稿は厳重に管理され、外部に漏れることはない…はずなのに、出版社社長の元に脅迫メールが届く。
「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロ支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば全ページを流出させる」
あんなに管理されているはずのものが、なぜ流出するのだろう?
まずはそう思います。そして、誰がそんなことを、どうやって? その目的は?
洋館での出来事に挿入される、留置所のような場所での接見シーン。
出版社社長エリック(ランベール・ウィルソン)が誰かと喋っている。その相手は? 囚われているのは誰?
積み重なっていた謎が徐々に明かされていく。
ぼんやりと眺めていたオープニングシーンが、最後にカチッとハマった時、心に残る余韻。
文学を愛する人たちの、その愛の強さを垣間見る思いがしました。
「怪しいのはコイツか~?」と目星をつけて鑑賞し、勝手に振り回される105分、ぜひ体験してください!