毎日お疲れ様です！ yolicoです。
今日はAmazon Prime Video で映画『ラ・ラ・ランド』を鑑賞。
2017年劇場公開の映画です。
夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。
ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ（セバスチャン）、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。
やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる・・・
(c)2017 Summit Entertainment, LLC.All Rights Reserved
オープニングシーンの躍動感がすごい！
デイミアン・チャゼル監督初のミュージカル作品。
当初、「ミュージカルは興行成績が見込めない」と何度も助言されたそうです。
前作『セッション』でも音楽への想いが溢れていましたが、この作品からも、きっと映画と同じくらい音楽もお好きなんだろうな〜ということが伝わってきます。
主人公ふたりが実は一番最初に出会っている、渋滞中の高速道路が舞台のオープニング。
一人の女性が口ずさむ歌声が、徐々に周りの人につながっていき、しまいにはあらゆる人たちが歌う・楽器を鳴らす・自転車乗る（笑）と、まるでお祭り騒ぎ。
それをワンカットで撮影、というのが公開前から話題になっていましたね。
公開後すぐに劇場で観た時には、思わず「ブラボー！！」と立ち上がって拍手をしたい気分でした。
開放的な青空の下、ノロノロと動き出す高速道路の車の列…
とてもアメリカっぽいな～と感じたシーンです。（アメリカ行ったことないんですけどね）
ロマンティックな歌、ダンス、映像
女優志望のミア（エマ・ストーン）と、ジャズピアニストでいつか自分の店を持ちたいセブ（ライアン・ゴズリング）。
出会いは最悪なふたりですが、徐々に距離が縮まっていき、恋人同士に。
楽しいデートを重ねて、お互いの夢を語り合い、その想いに向かって進もうとするふたり。
ですがセブが、旧友キース（ジョン・レジェンド）に誘われたバンドに、資金作りのために参加したことで、ふたりの間にすれ違いが起こっていきます。
長いコンサートツアーの途中、ミアを驚かそうと帰ってきたセブ。
そんなせっかくの夜に、些細な言い合いが引き金になって、決定的な亀裂がふたりの仲に入ってしまうのでした。
お互いを思い合っているのだけれど、どうにもうまく心の距離を埋められない。
それぞれが自分の道を進んでいく間に、5年の月日が経っていきます。
願った未来に立つことができたふたりが、思わぬ再会を果たした時に起こること…。
選ばなかった未来の映像が美しく流れて、とても切なく胸を締めつけます。
アカデミー賞監督賞を最年少で受賞！
第89回アカデミー賞で、エマ・ストーンの主演女優賞など計6部門でオスカー像を獲得。
ノミネートは史上最多タイとなる14部門となり、チャゼル監督が史上最年少で監督賞を受賞しています。
チャゼル監督作品『セッション』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズも、今作品に（チラリと）出演しています。
少し切ない128分のふたりの恋のお話を、ぜひお楽しみください！