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シリーズ2作目となる『PUI PUI モルカー ザ・ムービー モルマックス』をTOHOシネマズで鑑賞。
2024年11月29日に劇場公開になった映画です。
モルモットが車になった〈モルカー〉が街を走り回る世界。
冒険あり、友情あり、癒しあり、の『PUI PUI モルカー』は、ストップモーションアニメとして2021年に放送開始。
子どもだけでなく、大人をも魅了し、世界的に”モルカーブーム”を巻き起こしました。
ストップモーションアニメとは、静止している対象物をひとコマずつ、少しずつ動かして撮影し、連続写真として動画を生成するアニメーション技法です。
そんな『PUI PUI モルカー』が2024年、CGアニメーションの映画として誕生しました。
前作では、音声は主にモルカーたちの声しか流れていませんでしたが、本作ではヒューマンキャラクターも喋ります!
声優陣として、国民的人気を誇る相葉雅紀さんと、ベテラン声優・大塚明夫さんが参加。
モルカーの世界がパワーアップして帰ってきました。
野菜を食べずに24時間働けるAIモルカーが登場し、ドライバーたちは次々と最新鋭のAIモルカーに乗り換えていた。
そんなある日、モルカーのポテトたちは、AIモルカーのカノンと謎の集団のカーチェイスに巻き込まれたところを、凄腕ドライバーに助けられる。
近ごろ世間では行方不明になるモルカーが増えており、そのドライバーもいなくなった相棒のモルカー・ドッジを捜しているという。
そこでポテトたちはカノンのAI機能を使い、行方不明のモルカーを捜す旅に出る。
映画.comより引用
従来モルカーとAIモルカーが協力して走る!
モルカーたちは、持ち主を乗せて走る車なのですが、とても感情豊かでマイペース。
主に登場するのは、ポテト・シロモ・アビー・チョコ・テディのみんな。(レギュラー陣ですね)
他に、DJモルカーや救急モルカー、パトモルカーなど個性豊かなモルカーたちも。
すぐ泣くし、すぐ怖がって震えるし、すぐニンジンに群がるし…
でも、持ち主との絆は深く、愛情深いモルカーたち。
そんなモルカーの個性とも言える部分を改善すべく、ハイテクなAIのモルカーが登場します。
いかにも最先端の企業らしいプレゼンで、AIモルカーを紹介し、販売する”メニメニアイズカンパニー”のCEO(声: 相葉雅紀)。
無駄のない動きのAIモルカーに、ドライバー達は次々と乗り換えていきます。
まあ、便利なものに乗り換えていく気持ちはわかりますよね。
一方、とても大切にしていた相棒のようなモルカーが行方不明になり、ずっと捜している凄腕ドライバー(声: 大塚明夫)。
そんな彼らが、カノンというAIモルカーとの出会いをきっかけに巡り合い、珍道中を繰り広げます。
モルカーへの愛が、ちょっと歪んでしまったCEO…?
AIモルカーを製造・販売している”メニメニアイズカンパニー”も、元はと言えば、持ち主とはぐれたり、怪我をしたモルカーの保護を行っていました。
モルカーに対する愛ゆえの、AIモルカー製造、そして最終的に”スカイエンジェル”という最新機器の起動だったようで。
CEO含め、他の社員の皆さんがちょっぴりおバカなところもあり…
準備不足や、詰めの甘さから、いろいろと暴走してしまいました。
モルモット好きさん必聴! 生「プイプイ」
ストップモーションアニメのモルカーたちは、羊毛フェルトで出来ていて、もふもふしたまあるいフォルムが魅力でした。
本作ではCGアニメーションとなり、羊毛感はないものの、モルカーたちのまあるい感じは健在です。
そして、動きがスピーディになり、スクリーンを駆け回っていました。
前作では、モルカーの「プイプイ」という声はモルモットのつむぎさん。
今作では、モルモットの糸さんが「プイプイ」という声を担当しています。
モルモット好きの方は、ぜひ「プイプイ」声を楽しんでいただきたいですね。
実際のモルモットって割と”虚無”な感じですが、モルカーたちはなかなかに感情豊かです。
映画好きには楽しいシーンがたくさん!
そして、劇中に登場する映画へのオマージュ。
あんな作品、こんなシーン、いろいろ登場します。
いくつ見つけられるか、探しながら鑑賞するのも楽しいですね。
ラストでは驚きの告知が!
モルカーたちからまだまだ目が離せません。
マイペースだけど、友情に満ちたモルカーの世界を味わう69分の小旅行、ぜひお楽しみください!