邦画

林業と青春コメディの融合 映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常』

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毎日お疲れ様です! yolicoです。

今日は映画『GOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常』をAmazon Prime Video で鑑賞。

2014年劇場公開の映画です。

あらすじ

大学受験に落ち、彼女にもフラれた平野勇気(染谷将太)。

進路も見失っている時に、ふと見つけた1年間の林業体験のパンフレット。

その表紙を飾るかわいい女の子に惹かれ、参加することに。

東京から何時間もかけてたどり着いた場所は、山の奥の奥。

携帯電話の電波も届かなければ、コンビニもない、正真正銘の山奥なのでした。

最初の1ヶ月は、体験に参加している人たちと一緒に、座学や基礎的な林業の技術を教わり、その後は約1年、林業を営む家庭にホームステイしながら実地の技術を教えてもらう、というプログラム。

勇気は真っ先に、表紙を飾るかわいい女の子はどこにいるんですか?と問いますが、教官はパンフレットの隅に書いてある「写真はイメージです」という文言を指差します。

すっかりやる気をなくした勇気は、早速プログラムを辞めて東京に帰る旨を教官に伝えに行こうとしますが、既に帰ろうとしている者がいて出鼻をくじかれてしまいます。

まさにそんな時、表紙を飾るかわいい女の子を見かける勇気。

なんだ!ほんとにいるんだ!と思いきや、その女の子、石井直紀(長澤まさみ)は逃げ帰ろうとしている勇気を、自分のバイクの後ろに乗せて駅まで送ります。

「どうせ続かないのならさっさと帰れ」と言わんばかりの態度で。

駅に着き、列車が来たものの、乗らない勇気。

トボトボと宿舎まで歩いて帰り、また研修に参加するのでした。

軟弱男の勇気の内面の成長が、笑いと感動で描かれる

自分の将来のこととか、あまり考えこむ風でもなく「なんとかなるっしょ」みたいなノリで、東京から超ど田舎の神去村へやってきた勇気。

動機も、パンフレットで微笑む女の子狙い、というお気楽ぶり。

そんな勇気が、一年間の林業体験プログラムを果たして乗り越えていけるのか?

まるで毎日が新体験、初めての超ど田舎生活、村人たちに囲まれ、少しずつ変わっていく勇気の心の中。

そして、最初は冷たくあしらわれていたパンフレットの美女、直紀との関係は?

時に笑い、ハラハラさせられながらも、思わず胸が熱くなるエンディングが待っています。

キャストがとてつもなく魅力的

勇気を一年間家に住まわせて、仕事でも面倒をみる飯田与喜(伊藤英明)が、とてもいい味です。

仕事はとても真面目で、林業を愛し、誇りを持っている男。

プライベートではスナックの女の子にちょっかいを出して妻みき(優香)とケンカしてたり、行動も粗暴で口も悪い。

ですが、本当は面倒見もよく、情に厚い漢なのです。

そんな与喜を伊藤英明さんが、鍛えた肉体でドンピシャに演じています。

中山林業のその他のメンツである、田辺巌(マキタスポーツ)も「こんな人、絶対いるよね!」という感じでしたが、伊藤英明さん演じる与喜は「こんな人、いて欲しい!」と切望するナイスガイでした。

笑いを絡めてさまざまな世界を教えてくれる矢口監督

『ウォーターボーイズ』では男性のシンクロの世界を、『ハッピーフライト』では飛行機に関わるさまざまな人々の仕事ぶりを、笑いを交えて教えてくれた矢口監督。

今作では、”林業”という世界の日常を届けてくれました。笑いと感動とともに。

山に木を植えて、育った木を伐採して、売る。木は何十年、何百年とかけて育つので、先のことを考えていかなければいけない。

自分たちのやり方が良かったのか、という正解がわかる頃には、もう自分たちはいない…というスバンで動いている。

今、自分たちが得ているものは、先々代くらいの人たちのおかげで、自分たちも、これから先の者たちのことを考えて、木の世話をする。

とても深いなあ、自然とともに生きているんだなあ、と緑豊かな山々の景色を見て感じます。

あくせくとは無縁のような環境で、”なあなあ”という言葉が沁みてきます。

「ゆっくり、のんびりいこう」というような意味である”なあなあ”。

村の人たちの暮らしぶりや、豊かな自然の壮大さに、”なあなあ”でありたいと強く感じるのでした。

神去村での出来事とともに成長していく勇気を見守る116分の小旅行、ぜひお楽しみください。

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