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孤独な宇宙で出会った奇跡 映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

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今日は映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』をTOHOシネマズで鑑賞。

2026年3月劇場公開です。

未知の原因によって太陽エネルギーが奪われる異常事態が発生。

このままでは地球の気温は低下し、全人類は滅亡する。

この未曾有の危機を回避するため、世界中の叡智が集結。

調査の結果、この現象は我々の太陽だけでなく宇宙に散らばる無数の恒星に及んでいたが、11.9光年先に唯一無事な星を発見。

人類に残された策は、宇宙船でそこに向かい、太陽と全人類を救うための謎を解くことだけだった。

その”イチがバチか《ヘイル・メアリー》”のプロジェクトのため宇宙に送り込まれたのは、しがない中学校の科学教師グレース。

地球から遠く離れた宇宙でたった一人、自らの科学知識を頼りに奮闘するが、思いもよらない”出会い”が彼の運命を大きく変えることとなる——。

公式フライヤーより引用

作品詳細

アメリカのSF作家、アンディ・ウィアーの小説が原作となっています。

2016年に公開されたマット・デイモン主演『オデッセイ』も、同じくアンディ・ウィアー著『火星の人』が原作です。

『オデッセイ』では、ひとりぼっちで火星に取り残された宇宙飛行士が、地球へ生還するためにサバイバルする物語でした。

両作品に共通するのは、主人公がポジティブ。諦めない。

今作品でも、ひとりぼっちで宇宙で奮闘する主人公グレースを、ライアン・ゴズリングが演じています。

理不尽ながらも宇宙へ送られて奮闘するグレースをライアン・ゴズリングが熱演

本来ならあと2名いた乗船員も命を落とし、たったひとり宇宙船に残されたグレース(ライアン・ゴズリング)。

宇宙にいる彼の回想シーンで、なぜ彼が宇宙へ旅立つことになったか、が語られます。

宇宙飛行士でもなく、中学校の科学の先生をしていたグレース。

このプロジェクトの総指揮をとるエヴァ・ストラット(ザンドラ・ヒュラー)に見込まれて、のことでした。

徐々にわかってくる、このプロジェクトの全容の”イチかバチか”っぷり。

ですが、そこに賭けるしかないことをグレースもよくわかっている。

さまざまな困難を、どうにかして乗り越えようとするグレースに胸が熱くなります。

ひとりぼっちの宇宙で友情が育まれるなんて! ロッキーとの出会い

地球から本当に遠い遠い宇宙で、思わぬ出会いを経験するグレース。

それは、人類とは姿や形、言葉も故郷も違う異星人でした。

彼も、故郷の星を救うために宇宙船での旅の途中。最初はたくさんいた仲間を失い、たったひとりで旅をしていたのです。

まるで岩のような、蜘蛛のような、そんな彼につけた名前は「ロッキー」。

ロッキーは好奇心旺盛に、グレースと接触しようと興味津々。

グレースは、さまざまな機器を使い、ロッキーとの意思疎通に成功し、二人はともに愛する故郷を救うために難題に取り組んでいきます。

ロッキーは本当に”岩”って感じですが、なんだか愛らしい。

騒々しいところもあるけれど、手探りで共同作業をしていくうちに、固い友情が結ばれていきます。

友となり、相棒となり、何よりも守りたい存在になっていく…

極限状態での、ともに孤独を感じている中での出会いが、心を打つ絆へと変わっていく様子に感動させられます。

司令官のエヴァ・ストラット(ザンドラ・ヒュラー)の”鉄の意思”

ある日、グレースの務める中学校に突然現れるエヴァ・ストラット(ザンドラ・ヒュラー)。

プロジェクト・ヘイル・メアリーの指揮をとる彼女。

グレースに白羽の矢を立て、最終的に有無を言わせぬ形で、船に乗り込ませる。

物腰柔らかそうで、秘めた意志は絶対曲げない、というような指揮官を独特の存在感で演じています。

壮行パーティで彼女が飛び入りで歌う曲は、さりげないけどとても素敵です。

そして、最終的に彼女の目に狂いはなかった。

グレースに宇宙に行ってもらって、人類的にはとても良かった。と言える結末が待っています。

まず体験することのなさそうな、はるか宇宙への156分の小旅行、ぜひお楽しみください。

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