毎日お疲れ様です! yolicoです。
今日はNetflixで『バーレスク』を鑑賞。
2010年12月に劇場公開されています。
あらすじ
アリ(クリスティーナ・アギレラ)はアイオワの田舎町でウェートレスをしながら、スターを夢見ている。
給料もまともに払ってくれない店を辞め、単身ロサンゼルスへ。
仕事を求めて苦戦するアリの目に止まったのは、ショーを繰り広げるクラブ”バーレスク”。
セクシーでゴージャス、どこか淫靡なショーを見せる”バーレスク”は、実は資金繰りに困っていて、存続が危ぶまれていた。
”バーレスク”のオーナー、テス(シェール)に「ここで働かせて」とアリが頼んでも、「間に合っている」とつれない返事。
半ば勝手にウェートレスとして働き出し、ようやくオーディションに合格、ステージに立つことができたアリ。

ある日、チャンスが巡ってくる。
スターダンサーのニッキ(クリスティン・ベル)の代役として、ソロで踊ることに。
腹を立てたニッキは嫌がらせで、コードをスピーカーから抜いてしまう。
それまで、ダンサー達は流れる曲に合わせてダンスをしていたので、曲が流れないことで、ダンスも中断。
だが、機転を効かせたアリが咄嗟に、自分で歌い始める。
マイクなしでも響き渡るアリの歌声に、その日の公演は大成功をおさめることになり、テスの提案でアリがメインでショーを進めていくことに。
評判が評判を呼び、”バーレスク”は連日大盛況。
”バーレスク”は負債を返して、存続することができるのか?
ギスギスしていたダンサー仲間と、打ち解けることはできるのか?
ひょんなことから同居することとなった、”バーレスク”のウェイター、ジャック(キャム・ギガンデット)との恋の行方は?
2大歌姫の共演を楽しむ!
主演のアリを演じるのは、これが映画初主演となるクリスティーナ・アギレラ。
全世界トータル・セールス3000万枚、グラミー賞5部門受賞歴を誇り、デビュー以来世界を魅了し続ける歌姫です。
今作品でも、ものすごい歌唱力を惜しげもなく披露しています。
そして”バーレスク”のオーナー、テスを演じるシェールのその存在感たるや!
『マスク』でカンヌ国際映画祭女優賞、『月の輝く夜に』ではアカデミー賞主演女優賞を、音楽界でもグラミー賞を獲得しており、長らくショウビズの世界に君臨するディーバです。
その2大歌姫が煌びやかな世界で歌い、踊る。
このパフォーマンスをただ楽しむのが一番です。
クリスティーナ・アギレラの歌声は、ボクサーのパンチのようにガツンと効きます!
脇で光るスタンリー・トゥッチ
”バーレスク”の舞台監督、ショーンをスタンリー・トゥッチが演じています。
オーナーのテスとは旧知の仲で、男女を超えた関係の様子。
舞台袖で、ダンサーたちの衣装を指示したり、世話を焼いたりしているんですが、なんだか既視感が満載。
『プラダを着た悪魔』(2006年)で、主人公アンドレア(アン・ハサウェイ)の相談に乗り、面倒をみるナイジェル役とダブったんですね…
今作品では、ワンナイトラブのお相手とのやりとりが、個人的にはツボでした。
「空中権」⁉︎ アイディア勝ち!
”バーレスク”の負債のことで、会えば揉めているテスと前夫。
売ってしまって負債を返したい前夫と、”バーレスク”が何より大切なテス。
「なんとかする」といい続けるテスだが、本当は解決策もなく…
そんな状況で思いついた「空中権」。
”バーレスク”を手に入れて、”バーレスク”の跡地に高層ビルを建てようとしている不動産業のマーカス(エリック・デイン)。
そして今まさに”バーレスク”の向かいに高層マンション建設されている…
いろんな条件が重なり、功を奏した「空中権」のアイディアがすごいな、と感心しました。
まとめ
アギレラファンはもとより、ミュージカルが好きな人、煌びやかなステージを楽しみたい方にはおすすめです。
途中、ミュージカル映画『シカゴ』と若干ダブりましたが 笑
美女たちが歌って踊るのを、ただただ楽しむのが正解です。
歌っていない時のアギレラは、とてもキュートで可愛らしい、普通の女の子、という風情なのに、いざマイクを前にすると、迫力がハンパない。
アギレラの圧倒的な歌声に酔いしれる119分、ぜひお楽しみください!