毎日お疲れ様です! yolicoです。
2022年公開の映画をAmazon Prime Video で鑑賞。
パリにもオートクチュールにも、さほど思い入れ無く観ましたが、とても素敵な映画でした!
夫を戦争で亡くした家政婦のハリス、彼女はクリスチャンディオールのドレスの美しさに魅せられてパリへ向かう。
しかし、ディオール本店の威圧的なマネージャーから追い出されそうになるが、ハリスは夢をあきらめきれない。
ハリスの冒険は周りの人たちを巻き込んで、すてきな奇跡を起こす!
Amazon Prime Video より引用
ディオールのドレスに魅せられて…
1950年代の第二次世界大戦後のロンドンに住むミセス・ハリス(レスリー・マンビル)。
夫を戦争で亡くし、家政婦として働く彼女は、働き先でディオールのドレスに出会います。
その瞬間の、彼女のウットリした表情に、思わずこちらまでウットリです。
ミセス・ハリスはお金を貯めて、パリのディオール本店にドレスを買いに行くことを決意。
そして、コツコツと貯めたお金をもっと増やそうと、ドッグレースへ。
前評判の良くない「オートクチュール」という犬に、運命を感じて100ポンドも投じます。
予想通り「オートクチュール」はビリ。100ポンドは水の泡に。
失意のどん底に陥るミセス・ハリスですが、予想していなかった謝金が舞い込んだり、ドッグレースの掛け金が戻ったり。
資金を用意することができ、パリへと向かうのでした。
人とのいい出会いもあれば、不運な出来事もある
パリに到着してからのミセス・ハリスは、そのチャーミングな人間性で降りかかる困難を乗り越えていきます。
ディオール本店のマネージャーや、意地悪なディオールの顧客に嫌な思いをさせられますが、彼女の誠実な人柄に心動かされ、味方となってくれる人がたくさん現れます。
運がいい人というのは人間関係に恵まれているといいますが、確かにその通りです。
そんなミセス・ハリスにもアンラッキーな出来事は起こります。
いざドレスの採寸に漕ぎ着けても、ちょっとしたトラブルがあり採寸中断となってしまったり…
ドレスが出来上がり、ロンドンに帰ってきてからのドレスのたどる道は悲しすぎたり…
一時は友人が、彼女の生死を気にかけるほど落ち込むミセス・ハリス。
ですが、ディオールの粋な計らいで、思ってもみなかったものを手にいれるのでした。
願いの叶え方を教えてくれるミセス・ハリス
夢を叶えたミセス・ハリス。「映画の中のおとぎ話」と言ってしまえばそうかもしれません。
ですが、彼女の強い想いがちゃんと叶っていくさまは、「願えば叶う」引き寄せの法則やん!と感嘆です。
「そんな大金、私には無理…」とか「そんな高価なドレス、買ってどうするの?」などとは1ミリも思わずに、「ただパリに行きたいからお金を貯める」「私が欲しいから、美しいドレスを買う」という気持ちで行動するミセス・ハリス。
これぞ、願いを叶える姿勢!と教えられたのでした。
なかなか難しいけど、見習いたい。ミセス・ハリスのように自分の気持ちに忠実に生きていきたいですね。
労働者のストライキで街はゴミが散乱していますが、パリの街並みはやはり素敵です。
ディオール本店での、顧客に向けてのファッションショーは、ファッションにさほど興味がなくてもウットリします。
ミセス・ハリスのお洋服もキュートでした。
夢を諦めずに体現していく116分の小旅行、ぜひお楽しみください!