毎日お疲れ様です! yolicoです。
今日は超ゴージャスなミュージカル映画『NINE』を紹介します。
「私の好きなミュージカル映画BEST10」を作るとしたら、ダントツで1位にしたいこの映画。
主役級の女優さんが続々と出てくる豪華さです。
あらすじ
1960年代、イタリア。天才監督グイド・コンティーニは、新作『ITALIA』の記者会見を翌日、クランクインを10日後に控えていた。
しかし、脚本は白紙のまま。構想さえ思いつかない。極度のスランプに陥った彼は、愛する女性たちにインスピレーションを求め、幻想の世界を漂い始める。かつて女優であり、一番の理解者の良き妻。全てを忘れさせてくれる可愛い愛人。自らの映画に欠かせない美しき大女優。コケティッシュで挑発的な女性記者。幼年期、初めて「男」に目覚めさせてくれた海辺の娼婦。そして心から甘えさせてくれたママ。
クランクイン目前、彼は大きな決断を下す。映画のたどる顛末は?そして、彼が選び取る愛とは?
引用元 角川映画
フェリーニ監督作品を、ロブ・マーシャル監督が映画化
この映画の原点はフェデリコ・フェリーニ監督の『8 1/2』。
フェリーニ監督の自伝的な不朽の名作をロブ・マーシャル監督が2009年に映画化。
1982年ブロードウェイでの初演がトニー賞を受賞し、2003年の再上演ではアントニオ・バンデラスを迎え、再びトニー賞を受賞するという、華やかなミュージカル作品です。
映画初監督作品の『シカゴ』が2002年に6部門でアカデミー賞の栄冠に輝いたロブ・マーシャル監督が、『8 1/2』より半歩進んだ解釈で新たに描いたのがこの『NINE』。
イタリアへのオマージュも散りばめられている今作品は、イタリア映画に詳しい方なら、より堪能できるのではないでしょうか。
最高にゴージャスでファッショナブル!
グイド(ダニエル・デイ=ルイス)に群がる美女たちが彼への想いを歌い、美しく踊る…
モテモテなんです、グイド監督。
美しい妻ルイザ(マリオン・コティヤール)がいるというのに、愛人カルラ(ペネロペ・クルス)がいたりして。
取材にやってきた女性記者ステファニー(ケイト・ハドソン)にも言い寄られたり、と、まあ忙しい。
彼を愛する女性たちと、そんな愛に甘え、溺れる一人の男性。
煮詰まる新作映画はどうなるのか、彼はどんな愛を選ぶのか。
それも気になるところですが、とにかく豪華絢爛な女優陣のエンターテイナーっぷりを楽しんでいただきたい。
海辺の娼婦サラギーナ(ファーギー)が歌い踊る「ビー・イタリアン」砂の演出が迫力満点です。
女性記者ステファニー(ケイト・ハドソン)が歌い踊る「シネマ・イタリアーノ」バックダンサーのイタリアのメンズがかっこ良すぎる!グッドルッキングガイズです!眼福!!
そして、夫との美しい思い出を心の宝箱に入れて、女遊びに気付きながらも彼を支える妻ルイザ(マリオン・コティヤール)が、その大切な思い出を、あろうことか夫に台無しにされて、傷付いて歌う「テイク・イット・オール」イチオシです!
「夫よ、妻の痛みを知るがよい」と銘打ちたいナンバーです。
まとめ
超華麗なキャストの歌と踊りを楽しめる『NINE』
ミュージカル映画が好きな方には超オススメです。
豪華絢爛な女優陣に負けず劣らず、ダニエル・デイ=ルイスもシブくて存在感ありました。
当初はハビエル・バルデムが演じる予定だったそうな…
それも観てみたいですね。
最高にゴージャスな118分の小旅行、ぜひお楽しみください!