韓国映画

普通のおじさんのイ・ビョンホンが見どころ 映画『しあわせな選択』

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今日は映画『しあわせな選択』をTOHOシネマズで鑑賞。

2026年3月6日劇場公開の映画です。

「全てを叶えた」

製紙会社で25年間、堅実に仕事をしてきたマンスは、心からそう思い、妻と2人の子供、2匹の犬と郊外の大きな家で”理想的”な人生を送っていた。

突然、会社から解雇されるまでは。必死に築いてきた人生が、一瞬のうちに崩壊⁉︎

好調の製紙会社への就活も失敗したマンスが閃いたのは、衝撃のアイデアだった。それは……

「ライバルがいなくなれば、仕事は手に入る」

公式フライヤーより引用

普通のおじさん化したイ・ビョンホンが良い!

2000年代初頭に人気を博した「初代・韓流四天王」のひとり、イ・ビョンホンが、主人公マンスを演じています。

イケメンオーラを封印(?)して、会社に一人はいそうな「ちょっとカッコいい人」程度のおじさんに。

カッコいいことに違いはないのですが、やることなすことヘンテコで、笑ってしまいます。

むしろ、笑えないようなことばかりしているのに、なぜかコミカル。

ブラックユーモアが漂うコミックを実写化したような印象です。

イ・ビョンホンの新境地を垣間見たような...

実際に本作品の演技で、第83回ゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされていました。

脇を固める共演者もクセ強め

イ・ビョンホン演じるマンスの妻ミリにソン・イェジン。大反響を巻き起こしたドラマ『愛の不時着』の主人公を演じた女優さんです。

とても美しい…ゆえにパート先の歯科医にも慕われ、それに嫉妬するマンスの行動に呆れるやら、笑ってしまうやら。

求人活動のライバルのひとりとして狙いをつけたク・ボムモ(イ・ソンミン)とその妻イ・アラ(ヨム・ヘラン)とマンスのやりとりは、肩を震わせてしまう面白さ。

コミカルなバトルシーンが、最高にシュール。

ク・ボムモとイ・アラの、かなりクセのある夫婦のやりとりも見ものです。

マンス一家の家族の絆

困難に家族で立ち向かう、という点では、『パラサイト/半地下の家族』に出てくる一家と似ているよう。

妻ミリは夫マンスがしていることに薄々気が付き始めますが、見守り、受け入れていきます。

それは、夫への愛なのか、子供たちのためなのか、自分自身のためなのか…

娘が、口元に笑みを浮かべてチェロを弾く様子を見守るミリ。

そのミリの姿に、邦題の『しあわせな選択』という言葉が重なり合ったような気がします。

そして、ドタバタの末に得たものに満足気なマンスの姿に、皮肉を感じるラスト。

パク・チャヌク監督ならではの、独特なカメラワークも健在です。

ブラックユーモアの効いた139分の小旅行、ぜひお楽しみください。

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