毎日お疲れ様です! yolicoです。
今日はNetflixで映画『LUCY / ルーシー』を鑑賞。
2014年劇場公開の映画です。
あらすじ
普通の生活を送っていたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、遊び仲間のリチャード(ピルー・アスベック)により、台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれてしまう。
マフィアのボスであるMr.チャン(チェ・ミンシク)の指示で、腹部に”ある物質”を埋め込まれ、運び屋として使われることに。
移送先の売人に暴力を振るわれ、お腹を蹴られたことで、ルーシーの身体の中で”ある物質”が漏れ出してしまう。
その影響で、ルーシーの脳の機能が徐々に覚醒していく。
10%しか機能していないと言われている人間の脳の覚醒率がどんどん上がっていくにつれ、超人的な能力を発揮し始めるルーシー。
マフィアの動きを阻止するために、脳科学の権威であるノーマン博士(モーガン・フリーマン)と、フランスのデル・リオ刑事(アムール・ワケド)に協力を要請する。
そして脳の覚醒率が上がっていき、ついに100%覚醒したルーシーの未来は…
リュック・ベッソン監督と豪華キャスト
『レオン』『ニキータ』の監督リュック・ベッソンが、スカーレット・ヨハンソンを主役に、新たな”闘うヒロイン”を描きました。
彼女が協力を仰ぐ脳科学の博士にモーガン・フリーマン。彼女を闇の世界へ引きずり込むマフィアのボスにチェ・ミンシク、と豪華なキャスト。
デル・リオ刑事を演じるアムール・ワケドも、一度見ると忘れがたい個性豊かな俳優です。
脳の覚醒が進むとともに、人間味を失っていくルーシー
ごくごく普通の、何も考えていないような(失礼)女の子が、いきなりマフィアに拉致されて、緊張感マックスな場面に陥れられる。
もう、見ていて怖いし、辛いし、劇中のルーシーじゃないけど、吐いてしまいそうな状況。
どんどん最悪に物事は進んでいく…
か弱いルーシーが、移送先で暴力を振るわれ、薬物が身体に広がっていくと、まるで機械になったかのような覚醒をおこす。
誰とでも闘えるし、どんどん覚醒度が上がってくると、もはや闘う必要もなし。
彼女の意思で、周りの人の動きも制御できてしまう。
空中を飛び交う電波や、木の中を巡る養分や、大地の波動など、本来なら見えないものが見える。
徐々に人間味を失くしていく様子を、スカヨハが好演しています。
どんどん強くなって無敵状態になっていくルーシー。
もう、人間離れ的な強さですから、闘いにならないというか、制御力が高すぎというか…
闘う相手が勝手にアクションしてくれる状態?という感じでしょうか。
ですが、カーチェイスはすごい! ど派手! 何台の車がひっくり返ったことでしょう!
パリの街中がえらいことになっていました。
100%覚醒後に何が起こるのか…
予測不能なストーリーが、スピーディーな展開で繰り広げられます。
「生命の本質は、情報を後世に伝えること」というノーマン博士の言葉に近いラストシーン、と言えるのかもしれません。
護衛役だったデル・リオ刑事が、あまりに強いルーシーに「一緒に行動する必要、ある?」と聞くと、ルーシーは「思い出のため」と答える。
その人間っぽいシーンがとても印象的でした。
割と短め、89分の覚醒系アクションをぜひお楽しみください!