毎日お疲れ様です! yolicoです。
今日は映画『ちいかわ』をTOHOシネマズで鑑賞。
2026年7月劇場公開の映画です。
ある日、広場でくつろいでいたちいかわとハチワレのもとに、顔にチラシを貼り付けたうさぎが現れる。
ハチワレがチラシの内容を確認すると、それは「特別な島」への招待状だった。
「島でのカンタンな討伐で100倍の報酬をもらおう」「限定島ラーメンに限定スイーツ、甘いもの辛いもの全部実質無料」といった言葉に釣られて島合宿に参加することを決めたちいかわたちは、チラシの内容を怪しがるラッコとともに船に乗り込み、島に上陸するが……。
映画.comより一部引用
作品概要
イラストレーターのナガノさんが、もともとX(旧Twitter)で書いていた漫画「ちいかわ」。
日本キャラクター大賞グランプリを3度も受賞し、2022年よりテレビアニメも開始され、社会現象とも言える大ブームとなる。
今や、グッズはもちろんのこと、ちいかわが描かれたパッケージの商品が、スーパーマーケットなどにもたくさん並んでいる。
うるうるなおめめに、キュートなフォルム。みんなが大好きになるのがわかる可愛さです。
漫画の内容は、意外にもシビア。
ちいかわたちは、労働によって生活をしていて、”草むしり検定”のための勉強をしたり、討伐をしたり。
(ちいさくてかわいいもの)=ちいかわ、に対して(でっかくて強いもの)=でかつよ、なるものも存在していて、ちいかわはでかつよに食べられちゃったりするらしいのです。
なかなかにハードな世界観。
今作品では、原作漫画シリーズの中でも人気の高いエピソード「セイレーン編」を映画化し、ちいかわたちのとある島での大冒険を描いています。
ちいさくてかわいいものたち、たくさんいて個性豊か
ちいかわたちが、ちょこまかと動き回る様子は、ほのぼのとかわいい。
キャラクターみんなが言葉を話すというわけでもなく、いつもセンターにいるちいかわは、「ン…」とか「あっ」とかしか言葉を発しないにも関わらず、考えてることや、やろうとしていることが伝わってくる、という不思議。
ともだちのうさぎも「ヒャッハー!」とか「プルルルルル」とか、いつも叫んでいて行動も常にMAX状態。
ハチワレは言葉を話すので、喋らないともだちの意思を言語化してくれています。
ほかのちいかわたちも、個性豊か。
いつも缶ビールや缶チューハイをプシュっと鳴らして、お酒を飲んでいるくりまんじゅうが、個人的には他人と思えなくて好きです。
でっかくて強いセイレーン相手に奮闘するちいかわたち
食べ物に釣られてちいかわたちがやってきた島では、島民たちがセイレーンに脅かされて暮らしていました。
島民たちは、自分たちの力になってくれるものたちを求めていたのでした。
セイレーンは、自分の仲間である人魚を一匹亡くしていて、その犯人を探すために島民たちを誘拐する始末。
「人魚の身を食べたものは、永遠の命を手にすることができる」という言い伝えゆえ、島民たちに連れ去られたとセイレーンは考えていました。
困っている島民の力になろうとするちいかわたち。
でっかくて強いセイレーン相手に、ちいさくてかわいいものたちが必死で頑張っている様子は、微笑ましい。
小学生が、夏休みに親に連れてきてもらって鑑賞する映画、っぽくていい感じ。
渾身の力を振り絞って、ちいかわたちはセイレーンを退治したかに見えたのですが、それで終わってはくれないのです。
「今日の日はさようなら」の歌声が心に響く
セイレーンは、人魚をさらった島民(犯人)を見つけたらどうするか、自慢の美声で歌います。
永遠の命と共に、狭い檻に閉じ込めて、ずっと海の底に沈めておく……みたいな歌詞で。
怖い。震え上がる復讐です。
せっかくの永遠の命を、海の底で味わう、って想像しただけで絶句です。
ちいかわたちにやっつけられて逃げていくセイレーン。ちいかわたちの戦いは終わりました。
明日、島を離れるという夜に島民たちとキャンプファイヤーをして、次の日船に乗って島に別れを告げる。
そんな船の上でハチワレが歌う「今日の日はさようなら」。
いーつまでもー絶えるーことなくー とーもだちでーいようー
この一節が、こんなに心に響くことになるとは。
ある島民たちの事を思うと、心が苦しくなってしまいます。
ちいかわだけが、ことの全貌を察するものの、自分の胸だけにおさめておくけなげさ。
エンドロールが終わってからの映像で、その後起こるかもしれない事を想像してしまうのは、大人だけであってほしいと願う。
かわいさの裏にビターさを秘めた99分の小旅行、ぜひお楽しみください。
