毎日お疲れ様です! yolicoです。
今日はAmazon Prime Video で映画『サマーウォーズ』を鑑賞。
2009年8月劇場公開の映画です。
あと一歩のところで数学オリンピックの日本代表になれなかった高校2年生・小磯健二は、買い物や行政手続きなどあらゆることができる仮想世界「OZ」の保守点検のバイトをしながら、夏休みを過ごしていた。
そんなある日、健二は先輩の夏希に頼まれ、長野県上田市にある彼女の実家に行くことになる。
憧れの先輩との旅行に胸を躍らせる健二だったが、夏希は曽祖母・栄の誕生祝いのために集まった親戚一同の前で、突然健二を自分のフィアンセだと紹介する。
一方、「OZ」の世界では恐ろしい事態が発生。
健二のアカウントが乗っ取られてシステムに障害が発生し、健二が容疑者として疑われてしまう。
そして、その障害は世界に危機をもたらそうとしていた。
映画.comより引用
夏のノスタルジーを掻き立てられる作品
夏休みに田舎の親戚の家に、家族とともに帰省した子供の頃の思い出。
圧倒的な自然の風景、とっても広くて風通しのいい田舎の家、たくさんの大人、そして子供…
最初は人見知りをしつつも、すぐに仲良くなり、帰る頃にはとっても悲しくなる。
まさに、自分が子供の頃に経験した夏を思い出させる。
見どころは、それ以外にも多々ありますが、そこに魅力を感じる方々も多いのではないでしょうか。
なので、夏になると観たくなる… 『となりのトトロ』のように。
長野県上田市が映画の舞台ですが、田舎の風景がとても素晴らしい。
真っ青な空にモクモクの入道雲、鮮やかな緑、長い縁側に並べられたたくさんの朝顔の鉢、とっても広い和室、夜に吊られる蚊帳。
日本の原風景のような景色が、見どころのひとつです。
家族みんなで一致団結が清々しい
夏希の親戚たちの人数がとても多くて、それぞれのキャラクターが、個性豊か。
それを取り仕切ってきた曽祖母・陣内栄。
何代も続いてきた名家であるがゆえ、交友関係も広く、大物関係者とも懇意な栄。
一本筋が通っていて、厳しそうでいて、根は慈悲深く、家族思いで、花札が大好き。
彼女の遺言にあった「一番いけないのは、お腹をすかせていること。ひとりでいること」という言葉が、この一族のベースになっているのかな、と思わされます。
一大事を前に、ひとまずみんなで腹ごしらえをして、それから一致団結して、有事に挑む姿は、まるでスポ根。
今回の戦いの舞台はデジタル上でしたが、手に汗握る感じは、まるでスポーツ観戦のようでもありました。
さすがのアニメーションの素晴らしさ
『時をかける少女』の細田守監督のオリジナル長編アニメーション作品。
映像の美しさや物語のテンポのよさは、さすがです。
田舎の自然の風景と、デジタル内の仮想世界OZ。
大家族と、都会の核家族で生きる健二。
仮想世界というハイテクな舞台でのバトルの方法として用いられる花札。
相対することがらが、不思議と融合していく様子が見事です。
自己肯定感の低い健二が、OZの混乱に大家族とともに立ち向かっていく中で、成長していく。
こういう成長物語の背景は、やはり夏がピッタリだな、と思わされるのでした。
登場人物たちはまだガラケーを使っている時代に、仮想空間や、AIの乗っ取られを描いているのが、先取り感あります。
主人公の健二の声を神木隆之介が、曽祖母の陣内栄の声を富司純子が演じていて、名演でした。
仮想世界の戦いに巻き込まれるも、真っ向から受けて立つ大家族の奮闘を見る114分の夏の小旅行、ぜひお楽しみください。
