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悲しみの連鎖を断ち切る痛みと勇気 映画『ふたりで終わらせる  IT ENDS WITH US』

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今日はブレイク・ライブリー主演『ふたりで終わらせる  IT ENDS WITH US』を、Amazon Prime Video で鑑賞。

2024年11月劇場公開の映画です。

理想のフラワーショップを開くという夢を実現すべく、ボストンにやってきたリリー。

そこでクールでセクシーな脳神経外科医ライルと情熱的な恋に落ちる。

幸せで穏やかな日々を過ごす二人だったが、リリーを大切に想うライルの愛は、次第に望まぬ形で加速してゆく…。

それは彼女が封じたかつての記憶を呼び覚ますものだった。

自分の信じる未来を手にするため、リリーは過去の自分自身と向き合い、ある決意を胸にする——。

公式フライヤーより引用

2022年のアメリカで最も売れた恋愛小説を映画化

コリーン・フーヴァーの大ベストセラー恋愛小説「IT ENDS WITH US ふたりで終わらせる」が原作となっています。

全世界で発行部数1000万部を記録するベストセラー小説を映画化。

作者自身の経験をもとに執筆された小説です。

人気ドラマ「ゴシップガール」で知られるブレイク・ライブリーが主人公リリーを演じ、プロデューサーも務めました。

「ファイブ・フィート・アパート」のジャスティン・バルドー二がメガホンをとり、ライル役としても出演しています。

学生時代のリリーが負った心の傷

主人公のリリー(ブレイク・ライブリー)は、市長だった父を亡くし、告別式のために実家に戻る、というシーンで幕を開けます。

弔辞を書くにあたり、母に「お父さんのいいところを5つ読み上げればいいのよ」と言われるものの、式でそれを読むことができない。

5つのいいところを書いた紙は実は白紙で、式に滞在することも拒んで立ち去る…。

なぜ?という疑問が、リリーの子供の頃や学生の時の記憶をたどることで、徐々に明らかになってくる。

リリーの母が、父から受けていた暴力。

その事実を唯一共有していた、同級生のアトラス(アレックス・ニューステッター)。

そしてアトラスとの、甘くて、苦い思い出。

リリーもアトラスも、子供時代に心に重荷を抱えていて、そんな共通点からか、二人の距離は縮まっていったのでした。

ライルとの出会いはとてもロマンティック

父の葬儀の後、ボストンに戻ったリリーは、ビルの屋上でライルと出会います。

他愛のない会話を交わすふたり。眼下に広がる夜景、クールなイケメン、盛り上がるムード。

何ともロマンティックな出会いのシーンです。

その場はそのまま別れ、もう会うこともないのかと思いきや、運命の再会。

「そんな出会い、わけて欲しい!」と思う女性は多くいることでしょう。

念願のフラワーショップを開店させて、ライルとの恋愛も順調に進み、幸せなリリー。

ですが、ライルの嫉妬深い性格ゆえの行動が、幸せに影を落としていきます。

同級生アトラスとの再会

現在のリリーとライルの時間軸と、学生時代のリリーとアトラスとの時間軸が、交互に描かれていきます。

そして、学生時代から会っていなかったアトラス(ブランドン・スクレナー)と再会するリリー。

飲食店のオーナーになっていたアトラスと、偶然その店を客として訪れてたリリーたち。

アトラスはリリーの顔にあるアザを心配し、トイレで「あの男と別れろ」と進言する。

(そのアザはライルが暴力を振るった、というわけでもなく、事故要素が高いのだけれど)

そんな様子を見かけたライルは、アトラスと掴み合いのケンカになる…

もうこのあたりで、観ている側もリリーに「あの男と別れろ」と言いたくなりますけど。

恋をしていると、踏ん切り時が難しいのでしょう。

リリーに寄り添うアトラスの気配をライルが察知した時、やはり何かが起こってしまうのでした。

断ち切る強さを得たリリー

リリーは過去の自身のトラウマとも向き合い、「何を大切にするのか」「どういう生き方を選択するのか」を自ら判断していきます。

自分で決めた決断によって、新たな道を進んでいく。

幸せになるためだけど、痛みや重みも感じさせられる。

愛しているからこその選択なのかな、とも思わされます。

被害者ではなく、自分の人生を生きる人として、リリーの再生が描かれています。

タイトルの「ふたりで終わらせる」の真の意味がわかった時、確かな未来を感じます。

完璧なハッピーエンドではないかもしれませんが、希望の余韻が残る130分の物語。

ぜひお楽しみください。

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