毎日お疲れ様です! yolicoです。
今日はAmazon Prime Video で鑑賞した映画『レッド・スパロー』の紹介です。
あらすじ
事故でバレリーナの道を断たれたドミニカ(ジェニファー・ローレンス)は、ロシア情報庁に勤める叔父のワーニャ(マティアス・スーナールツ)に請われ、ある政治家に接近する。
病気の母の治療費のため指示通りに動くが、政治家が殺されるところを目撃することになる。
目撃者として殺されるか、ロシア政府のスパイになるか、の決断を迫られるドミニカ。
「スパロー」という女スパイになる道を選んだドミニカは、自らの肉体を使った誘惑や心理操作などを駆使して情報を盗み出す【ハニートラップ】の訓練を受ける。
厳しい監督官(シャーロット・ランプリング)の指導の中、頭角を現したドミニカはロシアの機密情報を探っていたCIA捜査官ネイト(ジョエル・エドガートン)に接近してロシアの内通者「モグラ」をあぶり出すというミッションを与えられる。
ドミニカとネイトは、惹かれ合いながらもそれぞれの立場や忠誠心をかけて、だまし合いを繰り広げていく。
ロシアとアメリカの思惑に翻弄されながらも、超大国を相手に大胆な【ハニートラップ】を仕掛けるドミニカの運命は…
原作は元CIAスパイの書いた小説
33年間CIAのスパイとして活躍したジェイソン・マシューズが書いた「レッド・スパロー」という本が原作です。
スパイとして活動していた人が書いた小説、って重みありますね。
実際の旧ソ連のスパイ養成校の存在も、現役時代に知り得たことなのでしょう。
映画などを観て、想像するだけだったスパイの活動が「本当に起こってることなんだ…」と身につまされます。
ですが、引退して小説を書いている元スパイの方もいる、ということに少し安心します。
映画やドラマでは「君は知りすぎてしまった」とか言われて、不幸な結末になってしまうことも多いもので…
【ハニートラップ】を操る「スパロー」
「スパロー」というのは捜査対象を美貌で誘惑する女スパイのこと。
美しい美貌と、高度なスキルでターゲットの欲望を操り、極秘情報に迫っていきます。
まずはターゲットの欲望を見抜き、それに応じて第一印象やアプローチの方法を変える。
そして、自らの肉体を使ってターゲットをとりこにする。
最も大切なのは、国家への忠誠心。自分の心を捨てて国家に忠誠を誓う「国家の美しい武器」となること。
「スパロー」養成学校での教えのシーンは、強烈です。
本当にこんなことやってるの…?と思いますが、元CIAスパイが書いているんだから本当なのかも。
監督は『ハンガーゲーム』でもタッグを組んだフランシス・ローレンス
ジェニファー・ローレンスが『ハンガー・ゲーム』シリーズのフランシス・ローレンス監督と再タッグを組んだスパイ・サスペンス。
映像がとても美しいです。特に建物の映像が印象的でした。
歴史のある建物も、近代的な建物も、スタイリッシュで洗練された感じ。
ジェニファー・ローレンスの美しさは、言わずもがなですね。
オスカー女優のジェニファー・ローレンスのセクシーな衣装、過激なシーンに圧倒されます。
140分の【ハニートラップ】に惑わされる小旅行、ぜひお楽しみください!