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栄光と挫折、そしてたどり着いたステージ 映画『BETTER MAN ベター・マン』

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毎日お疲れ様です! yolicoです。

今日は映画『ベターマン』をAmazon Prime Video で鑑賞しました。

2025年3月劇場公開の映画です。

イギリス北部の街に生まれ、祖母の大きな愛に包まれながら育ったロビー・ウィリアムズ。

1990年代初頭にボーイズグループ「テイク・ザット」のメンバーとしてデビューし、ポップスターの道を駆け上がっていく。

グループ脱退後もソロアーティストとして活躍し、イギリスのポップス界を代表する存在へと成長。

しかしその裏には、名声と成功がもたらす大きな試練が立ちはだかっていた。

映画.comより一部引用

主人公のビジュアルが猿! 独特な世界観

「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシー監督が、イギリスの世界的ポップ歌手ロビー・ウィリアムズの人生を映画化。

彼の波瀾万丈な人生を、”猿”の姿で描く、という独特な世界観です。

なぜ”猿”??と普通は思います。

ロビーが自分自身を”パフォーミング・モンキー”と評しているところから、「私たちが見るロビー」ではなく、「ロビーが捉えている自分」として描くべきだ、と考えたマイケル・グレイシー監督。

最初は違和感がハンパなかったものの、段々慣れてきたのか、愛着が湧いてきたのか、ラスト頃には「ロビー・ウィリアムズはこの姿」と受け入れ状態でした。

CGのなせる技だと思いますが、どんどん成長していき、髪型なんかも変わっていき、表情から感情が伝わってくる。

彼が薬物に走り精神を病んできた頃、観客席に現れる”猿”。

ロビーの心が見せた幻覚だと想像しますが、その姿が”猿”ということで、ロビーの心の歪みを伝えるのに”猿”という姿はわかりやすかったような気がします。

ミュージカルシーンは圧巻!

イギリスにおいて、いえ、世界的に”テイク・ザット”というグループは大人気で、ロビー・ウィリアムズもしかり。

とはいえ、全く存じ上げておらず、「そうなんだ…」状態で鑑賞した今作品でした。

エンタメ好きの父の影響をもろに受け、若くして”テイク・ザット”のメンバーとしてデビューしたロビー。

その後、グループを脱退するも、ソロアーティストとして全世界で8500万枚という驚異的なアルバムセールスを記録しています。

”テイク・ザット”時代に、メンバーと共に街中で歌い踊る楽曲「Rock DJ」は、500人以上もの人が同時に踊る、という前代未聞のチャレンジを成功させています。

他にも、恋人と出会った船上で、ふたりで踊る楽曲「She’s The One」は、息を呑むほどのロマンティックなシーン。

そして、3日間で37万5千人を動員したというネブワース・コンサートの圧巻のライブ映像。

披露される楽曲「Let Me Entertain You」で、伝説のライブを追体験させてくれます。

伝説的ポップスターの挫折と復活

ロビーは、フランク・シナトラを愛する父のことが大好きで、心で父をずっと追い求めて、あれよあれよという間にスターになっていきました。

父の口癖「沸かせろ」を、毎回ステージに上がる前に、呪文のように口にするロビーは、ただただ父に振り向いてほしかったんだなあ、と痛々しい。

そんな父は、ロビーのことなどほったらかしで、自らの生きたいように生きている、ある意味自由人。

父に認められたい、愛されたい、一緒にいたかった…などの気持ちを仕舞い込んだまま、スターダムを駆け上がっていく。

若くしてスターとなったロビーを襲う不安、苦悩…

ロビーを愛してくれた祖母や母、恋人や親友に背を向け、薬物に溺れていく姿は、彼の心の弱さの表れなのでしょう。

スターとしての栄光、転落。そして、再びよみがえるロビー。

ラストシーンの「マイウェイ」の熱唱は、本当に心に響きます。

父を愛していた、けど憎んでもいた…と気づいたロビーが、人生の挫折を経験してたどり着いた、父とのステージは思わず涙、です。

”猿”が歌って踊る、そして感動もさせる137分の小旅行、ぜひお楽しみください。

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