韓国映画

こんな状況怖すぎる…映画『非常宣言』

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毎日お疲れ様です! yolicoです。

今日は映画『非常宣言』をAmazon Prime Video で鑑賞。

2023年劇場公開の韓国映画です。

娘とハワイへ向かう飛行機恐怖症のジェヒョク(イ・ビョンホン)は、空港で執拗に2人につきまとう謎の若い男(イム・シワン)が、同じ便に搭乗したことを知り不安がよぎる。

KI501便はハワイに向け飛び立つが、離陸後間もなくして1人の乗客男性が死亡。直後に、次々と乗客が原因不明で死亡し、機内は恐怖とパニックの渦に包まれていく。

一方、地上では妻とのハワイ旅行をキャンセルした刑事のク・イノ(ソン・ガンホ)が…。

Amazon Prime Video より引用

感染するのか? 墜落するのか? 恐怖の二択

考えただけで恐ろしい状況です。

南の楽園に行くはずが、地獄の入り口に立ってしまったような…

150名の乗員・乗客を乗せた飛行機が高度28000フィートを飛行中に、バイオテロが発生。

しかもこの飛行機の換気は、空気が機内を循環する仕様のため、ウイルスを除去することもできない。

正直、お手上げです。

死者も出てきてしまい、ウイルスに感染してしまった人も増えてきて…

テロの実行犯がネットに挙げていた声明映像を、機内で目にする人がいて、乗客は自分たちの置かれた状況を把握していきます。

そして、被害は機長にも及びます。

客室であったトラブルに対応するため、副操縦士や他のスタッフがコックピットを出て、「他のスタッフも症状が出てきたので、機長が一人の方が安全では?」との判断で一人操縦桿を握る機長でしたが、彼もやはり感染しており、死亡。

飛行機は回転を繰り返しつつ、真っ逆さまに海面へと向かって急降下していきます。

あのシーンを見て、「今度飛行機に乗ったら、シートベルトは絶対に外さないでおこう」と強く決意した次第です。

ウイルスも困るけど、まずは普通に飛んでくれてることが大前提ですよね、飛行機。

墜落してしまったらどうしようもないわけで…

そんな飛行機に乗り合わせてしまった飛行機恐怖症のジェヒョクは、自分の命より大切な幼い娘を守ることに必死です。

娘にも感染を示す発疹が現れてきて、不安に苛まれる中、自身の飛行機恐怖症に向き合わなくてはならなくなります。

ある意味、「乗っていてくれてありがとう」な方でした。

地上でも手に汗握る出来事が…

ベテラン刑事ク・イノ(ソン・ガンホ)は、テロ実行犯の声明映像から実行犯の身元や動機を探っていくうちに、旅行に出掛けて言った妻の乗った飛行機がテロに遭っているものだと気がつきます。

愛する妻を無事に地上に降り立たせるため、犯人の自宅・前職場・元同僚など必死に足取りや動機などを探っていきます。

そして、ウイルスに対抗できる薬があることを突き止めますが、即効性の程や効果がわからないから…と後ろ向きな国策に対して、驚くべき行動をとるク刑事。

そこまでできる人、どのくらいいるだろう? 多分いない…と思ってしまうほどの行動力です。そして切ない…

ハワイから韓国へ戻ることになったKI501便。

ですが、韓国まで燃料がもつかどうか…

各国に受け入れを要請しますが、拒否されてしまいます。

未知のウイルスの乗った飛行機を受け入れるのは、確かにリスキーですが、滑走路のすみっこの方でもダメ?と言いたくなりますね。

そして、自国の韓国ですら着陸に反対する国民で、空港はごった返しています。

そんな地上での動きを、飛行機の中で知る乗客たち。

「私たちが空港に降り立つことで、今度は愛する人たちを感染で苦しめるのでは…」

自らも感染のため、意識が朦朧としてきて限界を感じた副操縦士が最終的に出した”非常宣言”

『危機に直面し通常の飛行が困難になったときパイロットが不時着を要請すること。優先権が与えられ他のどの航空機より先に着陸でき、いかなる命令をも排除できる。』

この宣言さえあれば、どこでも着陸できるじゃん!と思いますが、なかなかそうもいかないんですね…

そして最終的に交信を断つ、という選択をしたKI501便。

多くの登場人物が、非常時に”自分”よりも”愛する人”を思い、行動する。

それこそが恐怖や困難に立ち向かう最大の武器なのかな、と感じた映画でした。

KI501便の行く末を目撃する140分のハラハラものの小旅行、ぜひお楽しみください!

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