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今日は映画『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』をAmazon Prime Video で鑑賞。
2012年劇場公開の映画です。
あらすじ
祖国の危機を救い、諜報機関「MI:7」のエースとなったジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)だったが、再びヘマを犯してしまい自信を喪失。
チベットの僧院で引きこもり生活を送っていた。
そんな折、英中首相会談に出席予定の中国首相を暗殺する動きがあることから、イングリッシュに情報収集と暗殺計画阻止の命令が下るが…。
果たして彼は無事に任務を遂行できるのか?
ジェームズ・ボンドを正々堂々とパロってます
『Mr.ビーン』として世界的に知られるイギリスの人気コメディアン、ローワン・アトキンソン。
そんな彼が、『007シリーズ』のジェームズ・ボンドを彷彿とさせる諜報部員に扮して繰り広げるスパイコメディです。
2003年公開の『ジョニー・イングリッシュ』シリーズの第2作となります。
あのジェームズ・ボンドが活躍する『007シリーズ』をローワン・アトキンソン流にアレンジ?いや、挑戦状?
タイトルの『気休めの報酬』も、『007 慰めの報酬』のパロディですよね?
「MI:6」も、本作では「MI:7」になってるし。
まさに本家本元の『007シリーズ』に則ったスパイ映画。
愛用の車はロールス・ロイス。ボンドが常々繰り広げるカーチェイスももちろんあります。
ですが、そこはイングリッシュ。一筋縄ではいかない乗り物でロンドン市内をかき回します。
ボンドガール的位置付けの女性には、ロザムンド・パイクが登場。
ロンドンを拠点に、チベット、香港、スイスとワールドワイドに舞台を変えるところも本家『007シリーズ』と同じですね。
超天然なイングリッシュ、笑えます!
まずは、チベットで拳法の修行のシーンで幕が開きます。
股間を鍛えるイングリッシュ。あまりのくだらなさに笑ってしまいます。
ですが、物語の最後のバトルで、この訓練の成果があったり(笑)
スパイアクションにつきものの、逃げる敵を追いかけるシーン。
今作でも、香港の民家の屋根を、敵が颯爽と走って逃げていきます。
ジェームズ・ボンドなら、ともに走って追いかけるのでしょうが、イングリッシュは徒歩です。
しかも、なぜか追い付くという、なんとも言えない絶妙なボケが笑えます。
本部での面談の際も、イギリス首相を交えての会議の場でも、何かしらヘマをやらかすイングリッシュ。
会議中に座っている椅子が上下するシーンは、思わず爆笑。
あのシーン、周りの役者さんが笑わずに演技している様にプロ根性を見ました。
いや、ついつい笑っちゃって、何回かNGシーンが出てるかもしれません。
さすがローワン・アトキンソン
くだらないネタ満載ですが、細部までこだわりのある笑いは、ローワン・アトキンソンならでは。
シリアスなようで笑いあり、真似できない”顔芸”あり、ハマる人は笑いが止まらないでしょう。
最終的には事件も解決、美女にもモテて、ボンドに勝るとも劣らない結果に。
そう思って観ていると、イングリッシュの身のこなし、スーツの着こなしも、英国紳士ですね。
超笑えるスパイ映画、オススメです。
ローワン・アトキンソンの笑いを堪能する101分の小旅行、ぜひお楽しみください!