毎日お疲れ様です! yolicoです。
Amazon Prime Video で『パリの家族たち』を鑑賞。
全く存在を知らなかった映画ですが、良い映画でした。
女性大統領、ジャーナリスト、舞台女優、花屋、ベビーシッター、大学教授、小児科医。
恋もしたい、仕事もしたい、家族との時間も大切にしたい!
パリで働く女たちとその家族の”幸せ探し”。
フランス流の人生観を描く、きっとあなたも大切な家族に会いたくなる感動作!
Amazon Prime Video より引用
いろんな母親、いろんな娘や息子。親子関係はさまざま…
女性大統領アンヌは育児真っ只中で、職務と母親業の両立に葛藤がある。
シングルマザーでジャーナリストのダフネは、反抗期の娘と何かと対立している。
大学教授のナタリーは独身で、自身の教え子と恋愛中。でも彼氏の友人達としっくり来ず、母親は徘徊することが増え…
舞台女優のアリアンは親離れできない息子との関係に悩んでいて。
さまざまな人たちの、母との関係・母への想いが見えてきます。
多様化する家族の形が描かれ、皆それぞれの幸せを探している…
パリで働く女性たちとその家族の姿が、じんわりと心に響く作品です。
苦痛を感じることもある、”母親”という立場
子供を産むと自動的に母親になれるのかというと、物理的にはそうでも心情的にはそうではないのかも。
「子供は可愛い、けど自分のキャリアが大事」という女性もいれば、「母親のことは好きだけど、幼少期の母との関係にわだかまりがある」という人もいて...
10組の親子がいれば、10通りの親子関係があるのでしょう。
それを踏まえれば負の感情も、「そんな気持ちもあるよね」と受け入れられるような…
監督曰く「母親は権力がありすぎる」そうで、確かに幼少期は母親の価値観の中で育ちますよね。
日本より自由そうなフランスの女性でも、母と子の関係には頭を悩ますんだな、と感じたり。
まとめ
『パリの家族たち』というタイトルですが、主に母親が描かれている映画です。
舞台女優のアリアンを演じていたニコール・ガルシアは監督・脚本家としても活躍している方で、マリオン・コティヤール主演の『愛を綴る女』などの監督作があります。
この方がとても雰囲気のある方で、惹きつけられました。まさしくパリのマダム。素敵です。
母との関係に「なんだかなあ…」と感じることのある方には、ぜひ観ていただきたい映画です。
パリへ飛んだような気分になる102分の小旅行、お楽しみください!