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Amazon Prime Video で2018年公開の『オーシャンズ8』を鑑賞しました。
言わずと知れた「オーシャンズ」シリーズのリブート作品。
（リブートとは、シリーズにおける連続性を捨てて新たに一から仕切り直す、という意味だそうです）
◾️あらすじ
5年と8ヶ月と12日。それだけの年月を費やして練り上げられたのが、デビー・オーシャンの名高き犯罪人生においても最大の強盗計画だった。
実行に移すためには裏稼業の元相棒ルーや専門家の一団など、その道を極めたプロ中のプロたちが必要となる。
ターゲットである1億5000万ドル相当のダイヤモンドはその年の目玉イベント”メットガラ”で、世界的な有名女優の胸元を飾る予定になっていた。
計画に抜かりはないが、潜入から脱出まで流れるようにスムーズに実行しなくてはならない_____それも全世界が見つめる中で。
Amazon Prime Videoより引用
「オーシャンズ」シリーズはさかのぼれば1960年の『オーシャンと十一人の仲間』という映画のリメイク作品。
2001年に、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・ディモン、ジュリア・ロバーツら超ビックな俳優陣で『オーシャンズ11』が、
2004年に『オーシャン12』2007年に『オーシャンズ13』が公開されています。
当時は出演者の豪華さにびっくりしたものです。
ダニー・オーシャン（ジョージ・クルーニー）率いる盗みのプロ集団「オーシャンズ」
お宝のあるところに出没するわけで、舞台となる場所も煌びやかでした。
そしてこの『オーシャンズ8』
過去作品が男性メインだったのに対して、チームのメンバーは全て女性。
そして、盗みの舞台となるのがファッションの祭典「メットガラ」
標的はカルティエの「トゥーサン」（聞き慣れない横文字多めですが…）全てがゴージャスです。
ところで「メットガラ」という言葉、私はこの映画で知りました。
最近は市民権を得てきた言葉、という気がしますが聞いた当時は「何それ？」状態…
ひとつ賢くなれました。
「オーシャンズ」率いるダニー・オーシャン（ジョージ・クルーニー）の妹であるデビー・オーシャン（サンドラ・ブロック）。
元カレの裏切りで刑務所に入れられていたデビー。その牢屋の中で完璧に作られたお宝強奪大作戦。
何度も脳内シミュレーションを行い、その出来栄えはパーフェクト（本人曰く）。
出所する時には担当官に「もう誤った道には進まない」と反省の言葉を口にしているけど、盗む気満々です。
元相棒ルー（ケイト・ブランシェット）に自称パーフェクトなプランを持ち掛け、半ば強引に「イエス」と言わせると後は早い！
各方面のプロフェッショナルを呼び寄せて、7人のチームの出来上がりです。
その中には歌手のリアーナ【天才的ハッカー】や、ヘレナ・ボナム＝カーター【落ち目のファッションデザイナー】など、本当に豪華な顔ぶれ。
サンドラ・ブロックといい、ケイト・ブランシェットといい、各々ひとりで1本の映画が撮れますね。
そして、メットガラでカルティエの超豪華ネックレス「トゥーサン」を着用して世界中の注目を集めるのがアン・ハサウェイ。
若手の台頭にちょっぴり神経質になっている女優を演じています。
ヴォーグ主催のメットガラ、そしてアン・ハサウェイとくれば映画『プラダを着た悪魔』を思い出しますね。
ヴォーグ名物編集長アナ・ウィンターがモデルになったと言われている映画です。
ちなみにアナ・ウィンターは『オーシャンズ8』で、本職のヴォーグ編集長としてカメオ出演しています。
途中に予想外の事柄も起きますが、臨機応変にプロフェッショナルな力を発揮して乗り越え、作戦は進んでいきます。
果たして、凄まじい警備のメットガラ会場（メトロポリタン美術館！）から「トゥーサン」を持ち出すことはできるのか？
メンバーは７人なのに、なんで『オーシャンズ8』なのか？ （あとひとりは誰？）
アナ・ウィンター以外にも、カメオ出演している方多数の本作品。
『オーシャンズ』3部作に出演しているルーベン（エリオット・グールド）にイエン（チン・シャオポー）が同じ役柄で登場しています。
ずっと『オーシャンズ』を観てきたファンには嬉しいですね。
メットガラでレッドカーペットを歩くセレブたちにもカメオ出演が。
テニス界の女王セリーナ・ウィリアムズ、元テニス選手マリア・シャラポア、モデルのハイディ・クルムなどなど…
そのほかにも大勢のセレブ達がパーティーに参加しているので、セレブに詳しい方はパーティー会場シーンを要チェックですね。
束の間、ゴージャスな気分にさせてくれる『オーシャンズ8』
カッコよく美しい彼女たちの犯罪計画を見届けてくださいね。
110分の小旅行、ぜひお楽しみください！